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- ゆり。
- ここにも春・・・。
- 桜咲く。
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2006.03.28 Tuesday
休日だった昨日、市役所に用があったので立ち寄った後、横の公園を通ると
春うらら〜〜♪
桜が満開で、思わず車から降りてしまいました。
その後、お隣の町(愛媛県愛南町一本松)に用事があり、車でドライビング〜♪
この季節は山々の桜があちこちに見られ、うっかりよそ見運転すると事故りそうになるので要注意!
でも、ついつい見とれてしまう春の山々・・。
見つけてしまった・・。
日本昔話・・・。
素晴らしい〜〜〜〜〜!
・・・と、ついつい山道を登ってしまった。
初めての知らない道・・。
これ又細い道で、今回も毎度の事ながら
「どうか対向車が来ませんように☆」
と祈りながら、登って行った。
ガードレールのない細い道。
恐いーーーーーーーっ!
けど、綺麗ーーーーーーーっ!
ゆっくりゆっくり景色を見ながら登って行きました。
平日だったのでだーれもいない。
日本昔話を一人占め〜。
ふふふ。
叫んじゃおっかな−。
「王様の耳はロバの耳ーーーーーーーーっ!!」
叫びませんけどね・・。
満喫した後、今度は別の道で帰る事に・・。
ちょっとした探検気分。
ま、頂上から見えてるんですけど。
ホントにだーれもいなかったので、帰りは調子にのっていました。
いーな〜、サクラ、綺麗だな〜、ふふふん♪
と、その時、前方から4駆のでっかい車がーーーーーー!!
ウソッ!
絶対無理!!
アタシにはこんな狭い道、バックできない・・・!!
なのになんでアナタは前進してくるの?????
・・・・・。
めーいっぱい山側に張り付いて、フリーズしていました。
ホントに狭い道なのに、しかもガードレールもないのに、でっかい4駆はなんの躊躇もなく、ススス−ッと通り過ぎて行きました。
素敵・・・。
運転上手だな〜。
しかし、アタシってば、山側で良かった〜。
ぁぁぁあああああああああああああああああ〜。
こんなことしてる場合じゃなかった!
約束の時間が〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
ちょっぴり遅刻・・。
桜に魅せられた、休日の昼下がりのできごと・・。
- うぐいす。
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2006.03.26 Sundayこの間のお彼岸に、お墓参りに行ってきた。
うちのお墓は2ケ所あって、一つは先祖代々のお墓で、山の奥にある。
もう一つは、祖父母と最愛の父が眠っているお寺にある墓地。
先祖のお墓はホントに行くのが大変で、山道なので当然上り坂・・。
花枝やお水、お供物などをもって上がって行くのは一つの修行のようだ。
(↑ちょっと大袈裟だけど)
春夏秋冬、お彼岸・盆暮れ正月などに行くのだけれど、この春のお彼岸に行くのが私は一番好き。
やぶ蚊もいないし、山桜もきれいに咲いている。
暑くもなければ寒くもない。
できればこの場所でお弁当でも広げて、食べたいくらいだ。
で、毎年この春のお彼岸でお墓に行くと「うぐいす」が鳴いている。
この春先のうぐいすの鳴き声を聞くと、亡き父を思い出す。
それは生前父が術後に退院をしてきて、リハビリを兼ねて散歩に出かけた最後の春、うぐいすが鳴いていた。
父は
「今頃のうぐいすはまだ子供やから鳴き方もまだへたくそで、一生懸命練習してはんねん。」
と、元々関西で生まれ育ち、宿毛に来て30年以上も経っているのに、最後まで抜け切らなかった関西弁で言った。
よく聞いてみると、ホントに中途半端な鳴き方をしていた。
その鳴き方がとても可愛らしく、父が
「ほらな。」
と得意そうに笑っていた。
子供や動物が大好きな父だった。
今年も又、練習中のうぐいすが一生懸命鳴いていた。
「ほー・・ほけきょ。」
と鳴く所を
「ほー・・きょ。」
とか
「けきょ。」
とか、気にして聞いていると「あららら・・・」と微笑んでしまうくらい可愛い。
母と一緒に笑ってしまった。
あの時父に聞いていなかったら、多分気にしてなかった事だと思う。
だからこの季節のうぐいすの鳴き声を聞くと、父の笑顔を思い出す。
父の眠るお墓の後ろにある桜の花も、この日満開でとても美しかった。
- 天然生活。
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2006.03.24 Friday
『天然生活』の5月号に、昨年の12月に行われたアーティスト“前川秀樹”さんによるワークショップ「ティピーツリープロジェクト」の記事が掲載されています。
「本町活性化クラブ」の汗と努力の賜物でもあります。
私はこの日、残念ながら「上海珍道中」だったので参加できなかったのですが、掲載されている写真を見ると、ほのぼのとした暖かさが伝わってきて、
「私達のこの町が、素敵な『天然生活』に掲載されるなんて、なんて素晴らしいんだ〜!!ひゃーーーーーっ!!」
・・と思いました。
参加できなくて、増々残念!
友達親子やうちのお客様のお孫さん等、知ってる人々が沢山写ってました。
是非皆さんも『天然生活』5月号で、私達の町の記事に目を通してみて下さい。
- 母って・・。
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2006.03.19 Sunday母とTVを見ていた。
ヨガの番組ですごく先生が素敵でカッコ良かった。
「あんな身体にナリタイ・・。」
と思いながら真剣に見ていた。
先生が後ろにのけぞるポーズをとった。
それはいとも簡単にやってのけ、とても美しかった。
すると母が
「ほら、あれ、なんだっけ? あの、ほら、こーやってこーんなポーズとるの、なんて言うんだっけ???」
と多分、いやきっと、『イナバウアー』の事だろうと思ったけれど、母のするポーズはまるで「はりきって踊ってる盆踊り」みたいだったし、“ボケ防止の為には、本人にはなるべく思い出させて言葉で発するようにしたほうが良い”という事を耳にした事があったので、気の短い私&おしゃべりな私だが、我慢して母が思い出すまで待っていた。
でもなかなか思いでしてくれない。
もう言っちゃおうかなー・・と思った瞬間、
「アドバイザー?」
・・・・・・・・・・・・・・・。
ちがーーーーーーーう!!
文字の数はあってるけど、全然違うーーーーーーーっt!!
『イナバウアー!!だよっ!!』
と教えてあげたら、
「あ、そうそう、そうだった。」
と胸のつっかえがとれたかのように納得していたが、5秒後に又
「何だっけ?」
と聞き直すので、
『イ・ナ・バ・ウ・アー』
と教えてあげると、
「“稲葉”って覚えとこ。」
と訳の分からない覚え方で、ブツブツ何度も繰り替えし頭にインプットしているようだった。
でもきっと今日尋ねたら、間違いなく忘れてると思うんだよな・・・。
- 小子化。
- 悲しかった事。
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2006.03.15 Wednesday少し前に、室戸在住の友達がうちの近所まで来る用事があるからと、初めて宿毛に来てくれた。
友達は私が仕事中だったので、その間一人でうちの近辺を探索していた。
うちに戻ってきた時、
「この町は大人も子供も、色々な人が挨拶してくれるね。挨拶の町だ〜。」
と感激していたが、そうなの??と私は嬉しい反面、珍しいような・・気もしていた。
(実際私は、知らない人に挨拶をすることがないので・・)
でもとりあえず、喜んでもらってるので良かった。
その後一緒にランチを食べて、まだ少し時間があるというので車で宿毛市内を案内することにした。
同じ高知県でも西と東でお互い端っこ同志。
似たような環境にあるので、宿毛市が少しでも良い町だと感じてもらいたかった。
車で宿毛駅の前を通ったら、あの事故の事を知っていて
「これがあの駅か〜。」
と感慨深気だった。
でも駅近辺の風景を見ながら、
「街路樹も植わってるし、ファーストフード店も充実してて、なんかいい感じだね〜。」
と褒めてくれていた。
快晴で良かった♪
そしてそのまま『咸陽島』へ連れて行った。
「宿毛に来たら、咸陽島! 春になると桜が咲いて、お花見もできるんだよ〜。よく子供の頃、遠足とかで来てたんだ〜。私も久しぶりで嬉しいな〜♪」
と運転中、ワクワクしながら説明していた。
細いくねくね道で、「どうか対向車が来ませんように・・・」と祈りながら、やっと辿り着いた。
「ここ、ここ!」
と着いて見て驚いた。
ガ−−−−−−−−−ーーン。
ショック。
連れて来なきゃよかった・・・。
キタナイ・・・。
全く整備がされていない。
荒れ放題。
昔、小さな小さな水族館があって、表の水槽で海亀が2匹飼われていた。
水族館の中にある一角にはいつも赤ちゃんワニがいて、いつ行っても赤ちゃんだったので子供ながらいつ大人になるんだろう?大きくなったらどこで飼うんだろう??とかなり真剣に心配していた。
その水族館が随分前に取り壊されたのは知っていた。
それを聞いた時はかなりショックだったけど、経費がかかりすぎたり老朽化とか諸々、民間人の私には計り知れない諸事情などがあったのだろう。
取り壊されてしまった物は、もう今更仕方がない・・。
しかし、海辺にしろ芝生の広場にしろ酷すぎた。
ここまで酷いとは・・。
本当に悲しかった。
やはり一度人の手で整備された所は、定期的に手をかけてあげないと荒れてくるんだなと思った。
自然のままの場所は自然の力で自然に形を変えていくけど、一度手を加えてしまったら自然にはもうもどらない。
そしてこの場所で宝探しをしたり、波打ち際ではしゃいでた思い出が蘇ってきた。
昔はきれいに整備されていたはずのに、なぜ今はこんなにも手をかけなくなったんだろう。
どうして昔からあるものを大切にしていかないんだろう。
新しい物も大事だけど、今ある場所をなぜもっと守っていかないんだろう。
そう思ってる私自身も、すでに人任せなんだと感じて辛かった。
引き潮の時にだけ道がでてきて渡れる島もあるし、「だるま夕日」も見られる海自体は、まだまだきれいなのに・・。
カゴ一杯にウニを採ってるおじさんが西日に照らされながら、キラキラ光って眩しかった。
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