- スポンサーサイト
- 峠。
-
2006.05.31 Wednesday宿毛市という町は、どこへ出かけるにしてもとても不便な町だ。
高知県内なのに、高知市まで行くのに車で約2時間30分もかかる。
汽車(←電車じゃないのよ)でも2時間。
でも汽車だと恐ろしく交通費がかかってしまうので、大抵の人はマイカーで移動する。
新緑の季節は、この2時間30分のドライブもそんなに苦にはならない。
山々の緑が柔らかな色で、実に美味しそうに見える。
優しい緑の中のドライブは、とても清々しい。
嫌なのは冬。
葉っぱも落ちて、全体が何だか茶色っぽい。
出かけて行ってる時はまだ意気揚々としているのでそんなに辛くはないが、帰りなんて超ブルー・・・。
高知県はとっても山が多いので、幾つもの山越えをしなくてはいけない。
冬なんてまるで秘境のように見えたりする。
知らない人だったら絶対不安になってくるんじゃないかな・・。
少なくても私は
「ここで車が故障したらどうしよう・・」
と、頭をよぎる。
だって、公衆電話とかもないし、携帯の電波も届かなかったりするんだもん。
スリルとサスペンスの山越え。
大袈裟だと思うでしょうが、夜なんて絶対運転したくない。
先日東京からの帰りに、初めて峠で車を止めて降りてみた場所がここ↓
ここは『七子峠』といいます。
かなり標高が高いらしく、登って行くと気圧の変化で耳がキーンとします。
(どんだけ高いねん!!)
雨上がりで靄が上がってて、マジ秘境っぽいでしょう?!
龍でも飛んで来そう・・・。
遠くには海も見えるのね。
知らなかった。
今度は晴れた日に見てみよう。
- バスルーム。
-
2006.05.30 Tuesday私が東京に行った時の滞在先は、以前までは友達の家に泊めてもらってたんだけど、最近妹家族が引っ越しをして、きれいで少し広めのマンションになったので、それからというもの妹んちにお世話になっている。
食事や洗濯付きなので、私にとっては非常にありがたい。(へへへ。)
妹には6歳と2歳の女の子がいる。
顔はともかくとして、可愛い姪っこ達。
子供グッズには、時々ほのぼのとさせられる物がある。
今回バスルームで見つけた物がこれ↓
ちょっと遠くて分かりづらい??
分かります??
しつこいですけど、デジカメを新調したばかりなので嬉しくておまけです。
これ、ひよこのシャボン玉。
シャボン玉は外でするか、バスルームでするか決められているので、とりあえずここの場所に保管・・。
色とか形とか、可愛い〜。
ん??
何かもう一つ後ろに隠れてるものが・・。
げっ!!
なんじゃこりゃ?!
微妙〜に恐い。
てか、目がキモイ!
これも一応シャボン玉・・。
しかも結構使ってるし・・。
- メアリ−・ポピンズ。
-
2006.05.27 Saturday昨日からまた雨が降っている。
それよりも何よりも、昨日からずーーーっと強風が吹いている。
こんなに長い間、強風が続くなんて珍しい。
『風』で思い出すのはメアリ−ポピンズ。
私がまだ幼稚園生だったある雨の日、傘をさして田んぼのあぜ道を歩いていたら突風が吹いて、そのまま、まるでメアリ−ポピンズのように飛ばされて、田植えをしたばかりの田んぼに落っこちた。
ふわっと浮いて、4〜5mは飛ばされたと思う。
私の場合、落ちた着地の仕方が真横に寝るように落ちたので、縦半分が泥まみれで、あとの半分はきれいなまま・・というまるでコントのようだった。
幼心に
「こんなに汚してしまって帰ったら、お母さんに叱られる・・・!!」
という焦りがあり、帰った時はきれいな縦半分の方を母側に向け
「ただいま。」
と、これまたドリフのようなシチュエーションで言ったが、当然のように母は私の半分泥まみれの部分を見つけ、どうしたのかと聞いた。
恐る恐る理由を言うと母は大爆笑し、叱られるとビビってた私はホッとしたのと同時に、大爆笑された事で少々傷付いてしまった。
大人になって実は妹も同じように傘をさしていて飛ばされ、田んぼに落ち泥まみれになったという話しを聞いたので、姉妹揃って偶然だな〜と思っていたら、なんと母も子供の頃、植えたての田んぼに落ちた事があるという。
しかも彼女は自転車で田んぼにダイブしたそうだ・・・。
これって遺伝・・・・??(←んなわけないか。)
- 異国の人。
-
2006.05.25 Thursday『イージス艦』来航の為、市内には外人が目につく。
普段はあまり歩いてる人もいないから、歩いてる人がいるだけでも珍しいのに、それが外人だからなんか変な感じ。
同じ宿毛でも、違った町に見えてくる。
近年は英会話の普及や“夜の蝶”のお姉様方などで、宿毛でも外国人に会うのが珍しくなくなったが、まだ私が幼い頃は外国人に会う事が少なくて、
『外人=アメリカ人』
だと思っていた。
なので、外人を見ると
「あ、アメリカ人だ!」
と言っていた。
あれは私が幼稚園〜小学1年生位の頃だったと思う。
実家のお菓子屋さんであるお店に、母と二人でいた時、
「そこのガラス戸を閉めてきて。」
と母が言ったので、幼くて素直な私は(←当時は素直だった)
「はーい。」
と言って閉めに行った。
子供には、少し重たい大きなガラス戸。
両手で一生懸命閉めていた。
下を向いて閉めていたら、そこに大きな足が・・。
「デカッ・・!!」
その足を辿って、上をどんどん見上げていく。
中々“顔”まで辿り着かなくて、幼い私の首は後ろにのけぞってしまった。
「Hello.」
外国人だった。
「うわ〜〜〜〜、アメリカ人だ!!」
と心の中で叫んだ。
これが私と外国人との、初めての出会いだった。
イケメンだったような・・・、かすかな記憶。
今考えると、どこの国の人だか知らないけれど、190cm位はあったような気がする。
幼い私は、とにかくこんな背の高い人間を見た事がなくて、瞬時に当時流行ってた
「8時だよ!全員集合!!」に出ていた
『ジャンボマックス』??
を思い浮かべた。
*「全員集合」世代じゃない方、ごめんなさいね。
- 波乱万丈。
-
2006.05.20 Saturdayリフレッシュ休暇で東京を満喫し、昨日の飛行機で高知に帰ってきた私。
しかし、昨日は危うく帰れなくなる所だった。
羽田空港で
「悪天候の為、着陸できない場合は羽田に引き返す事をご了承下さいませ。」
というアナウンスが流れてた。
ま、マジで・・・。
今日中に帰れないと、明日は朝一から仕事の予約が入ってたんだよね・・・。
と、急に心配になった。
とりあえず時間通りに羽田を離陸したけど・・。
飛行中は揺れる事もなく、気持ち良く深い眠りについていた。
このアナウンスが鳴るまでは。
「只今、空の状態が非常に悪く、視界も見えない為、着陸する事ができません。しばらくの間、上空にて待機します。最悪の場合、羽田にもどります。」
みたいな事を、機長自らアナウンスしていた。
えええええ〜〜〜〜〜〜・・・。
ここまで来て、羽田に戻るの〜〜〜〜〜〜・・・・。
せめて四国内に下ろしてよ・・。
てか、なんとか頑張って着陸してみてよ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!
というのが本音だった。
「頑張って」できる状況じゃないんだろうけどさ・・。
が、そのアナウンスの後すぐ「今ならOK!」という管制塔の指示があったらしく、無事着陸する事ができた。
ラッキーーーーーーーーーーー−ッ☆
着陸した時は雨も上がって、太陽まで少し顔をだしていた。
うわーーーーーーーっ!
ありがとう〜、神様ーーーーーー!!
時間は遅れたものの、無事高知まで帰って来れたのでホント良かった。
その日は、幾つもの便が欠航となっていた。
あとは車で2時間30分(遠い!)、宿毛までのドライビング〜。
もう一息だー!
頑張れ、私〜〜〜〜っ!!
と運転し始めた途端、バケツをひっくり返したような土砂降りの雨・・・。
前が、み、見えない・・。
ワイパー全速力で慌ただしいフロントガラスに張り付いて、無事帰途に着きましたが・・・。
途中ワイパーの暗示にかかって、危うく眠ってしまう所だったけど・・・。
アブナイアブナイ。
今日は昨日の嵐とはうって変わって、いいお天気。
アンソニーの結婚式に行ってきまーす♪
- ブラックべリー。
- イカ。
-
2006.05.06 Saturdayここ宿毛は、釣りにはもってこいの場所のようで、遠く県外などからもわざわざ釣りをしに来られる方がいるらしい。
らしい・・というのは、私はまだ一度もこの故郷で釣りをした事がないので、人から聞いただけの話しで・・。(昔、「釣り堀」で初めて釣りをした時、入れ食い状態のはずにもかかわらず、一匹も釣れなかった経験あり。)
何やら以前には、この宿毛に『梅宮辰夫』も来てたとか。
どこまででも来ちゃうのね、辰兄。
で、ありがたいことに、お魚やイカを頂く事が多いのです。
勿論とりたての新鮮そのものを。
鮮度が命の「サバ」なども、お刺身で頂いちゃいます。
なのでうちでは、滅多にお魚を買いません。
(そういうお宅は多いはず)
が、うちの母はいい年なのに、“生きたまま”の魚やイカをさばけないのです・・。
何度トライしても無理なのです。
母曰く
「生きてる魚だと、魚と目が合う」
らしく、どうしても生きてるままだとさばけない。
そういう時は、1時間程冷凍庫に生きたまま入れて、息絶えるのを待つのです。
ある日、まだ少し生きてるイカをもらいました。
母は
「うわ〜、生きてる・・・。ダメだ・・。サバけない・・。」
と言うので
「どれ、かしてみそ。私がやってあげるから。」
とグッタリしているイカを手に取って、かなり“できる女”っぽく
「どうすればいいの?」
と、やり方を聞いてると、なんとそのイカは私の手に吸盤をくっつけてきました。
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!
き、吸盤がぁぁぁああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!
無理。
絶対無理。
そのイカもやはり冷凍庫に・・。
先日頂いたイカは釣ったばかりだけど、もう死んでるようでした。
母もさすがにてきぱきと、お刺身造りを始めてました。
でもよーーーーーーく見ると、イカって内臓がなくなっても、身体の色がうにょうにょ微妙に変化している。
うげっ。
キモイ・・・。
でもそのイカの皮を引剥がして、美しい半透明の身になったお刺身は、絶品でした♪
今度「イカ釣り」にチャレンジしてみようかな〜。
(↑口だけ番長)
- 浄化。
-
2006.05.01 Monday
大方町「入野の浜」で、毎年ゴールデンウイークに開催されている『Tシャツアート展』に今年も行ってきました。
画像の露出が悪くて何だかよく分かりにくいかと思いますが、今日は晴れていて青い空と青い海、そしてそこに沢山のアート作品の白いTシャツが旗めいていて、素晴らしい光景でした。
去年はあいにく曇り空だったのですが、今回は晴れててホント気持ち良かった♪
マイナスイオンを存分に吸って、日頃のストレスも解消できた感じ・・。
帰りの駐車場までは、少し回り道して森林浴〜♪
なんだか身体の中の悪玉金が浄化されていく〜〜〜〜〜〜〜〜〜!って感じ。
今日は夏日で蒸し暑かったけれど、緑の中の木陰って凄く涼しいんです。
名前の分からない紫色の可愛い小さな花や、へび苺もありました。
あ、そうそう、浜辺で見つけたものがあるんです。
最近は『あいあい傘』じゃないんですね。
なんだかほのぼのしちゃいました。
でもこの後、遠足で来ていた女子高生に無惨にもこれをかき消されてしまったのを、二人は知らない・・。
でもま、いっか。
シアワセそうだから・・。